「もっとも重要な知財の条約」パリ条約

2021.10.22

この記事のまとめ

パリ条約は、知的財産権を、みなさん保護しましょうね、という大きな枠組みを、多くの外国の間で、何とか何とか合意できた条約です。
特許になるための条件に、先に出願した者であること、というルールがあります。
世界で特許を取りたい人は、なるべくすぐに、世界中で申請しないといけません。
パリ条約では、始めて、優先権という考え方ができました、これは、日本出願をしたら、その日から12ヶ月以内に外国出願をすれば、優先的に保護されるというものです。
このルールを、知っておくだけで、外国へ出願を行う必要最低限の知識があるといえます。

よっしー社長

知的財産権を世界中で守りましょうっていう国際的なルールがいくつかあります。もっとも大事なものとしては、パリ条約というものがあります。

中学生リサ

パリ?

よっしー社長

パリで合意された国際条約なので、パリ条約と呼ばれています。
本当は、1900年12月14日にブラッセルで、1911年6月2日にワシントンで、1925年11月6日に
ヘーグで、1934年6月2日にロンドンで、1958年10月31日にリスボンで及び1967年7月14日にストックホルムで改正され、並びに1979年9月28日に修正された工業所有権の保護に関する1883年3月20日のパリ条約と言います。

新入社員ショウ

な、長い!

中学生リサ

じゅげむ、じゅげむ、みたいだ!

新入社員ショウ

これ、弁理士の人は、みんな言えるんですか?

パリ条約、もっとも大事な知的財産の国際条約。

パリ条約は、1883年にパリで合意された国際条約です。
知的財産権を、みなさん保護しましょうね、という大きな枠組みを、多くの外国の間で、何とか何とか、ようやく合意できた条約です。
やっぱり、どの国も、自国の国民に不利となる条項は、認めたくないんですよね。
すでに、競争力がある国は参加したがるんでしょうが、まったく競争力が見込めない国は、しり込みしちゃいますよね。
日本としては、最初に加盟した知財関係の条約で、当時、明治時代で、本格的に国際競争に参加しようとしていたんです。

特許って、初めに考えて申請した、早いもん勝ちのルール

特許になるための条件に、先に出願した者であること、というルールがあります。
特許って、初めに考えて申請した、早いもん勝ちのルールなんですよね。
同じ人が、同じ日に考え出した、同じアイディアがあったとします。
このアイディアを、早く申請した人のみが、特許を取れるんですね。
これは、世界の他の国でも、いまは同じ考え方です。
だから、他の国で誰かが、特許を出願しちゃうと、もうダメなんです。
その人に特許を取られちゃうんですね。
そうしたら、世界で特許を取りたい人は、なるべくすぐに、世界中で申請しないといけません。
その国の他の人に、権利を取られてしまうんですね。
それだと、ハードルが高いですよね。

知っておく必要があるのは、優先期間という内容だけ。

外国出願をするにあたって、このパリ条約は、使いこなす必要があります。
パリ条約には、さまざま取り決めがされていますが、皆さんが知っておく必要があるのは、優先期間という内容だけなんですね。
特許になるかどうかわからない発明に、早い者勝ちのルールでやるって、無理ゲーですよね。
そこで、パリ条約では、始めて、優先権という考え方ができました。
パリ条約ルートでは、日本出願をしたら、その日から12ヶ月以内に外国出願をすれば、優先的に保護されます。
つまり、はじめにパリ条約に加盟している国に出願をしたタイミングで、パリ条約に加盟している外国での出願も、優先的に保護するようにしましょう、ということにしたんです。
だから、優先権っていうんですね。
このルールを、知っておくだけで、外国へ出願を行う必要最低限の知識があるといえます。

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